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ブロックチェーンを統治するためのポリカドットの計画とは<前編>

ブロックチェーンを統治するためのポリカドットの計画とは<前編>
2018年4月17日

誰が公的なブロックチェーンを変更する権限を持っているのだろう?

トップの暗号通貨の開発者たちが、多様な、またはしばしば矛盾するステークホルダーたちのために、活用できる様々なネットワークを役立てようと努めるたび、彼らの心には疑問が残っています。

しかし、それに対し、規範や最優良事例がないと言うわけではありません。

ソフトウェアの変更を行う権限と実行する権限は、通常、コードを記述する開発者と、コードをインストールするコンピュータまたはノード間で分けられています。

しかし、Gavin Wood氏(イーサリアム共同創設者)ともうすぐ知られることとなるポリカドットと呼ばれるブロックチェーン相互運用性プロトコルのリーダーの1人が、“経営権を直接トークンホルダーに割り当てる”という新しい戦略を打ち出し、業界を揺るがしているのです。

昨年2017年に販売されたポリカドット・ネットワークの内部トークンであるDOTでは、所有者がコードを直接票決し、そしてネットワーク上に自動的にアップグレードされるようになっています。

開発者とノードの関係を迂回する方法としてこの方法はやはり論争を生んでいますが、主張者は、これは今日のブロックチェーンから一歩前進した形であるとしています。

「このポリカドット・ガバナンスへの最初の提案は、コミュニティのデッドロックや連続した分割に終わってきた多くの既存チェーンの欠点に確実に対処しようとしています。」とポリカドットの研究開発を支援するWeb3財団のディレクター、Peter Szabans氏は語ります。

反動で、資金繰りにおける緊張がプラットフォームのプロセスの有効性に対する批判を呼び起こしたことから、このガバナンスの問題は今日のイーサリアムの目下の話題となっています。

Gavin Wood氏はインタビューで「チェーン上で起こったことへの合意は解決したかもしれないが、チェーンに何が起こるのかについての合意を解決するにはまだひどく不十分だ」と述べています。

現状、2017年11月におきたParityでの投資金の凍結(ポルカドット・トークンの売却額のうち約1億7,600万USDの凍結)以来、資金の回収と再配分の動きはほとんど見られません。

Wood氏によると、これは、論争の的になるような変更への同意について判断し、制定するための明確なプロセスが存在しないことが原因の一つであるといいます。

「最近のイーサリアム・ガバナンスにおける課題によって明らかになったのは、コミュニティメンバーの具体的な感情や意見に左右されない、不規則なプロトコル変更を行う明確なプロセスを持つことが非常に重要であること、そして追加やバグ修正の必要性です。」

 

プロセスのわかりやすさ

 

形式的にはこの必要性は、ポルカドット・ガバナンスの方法における概念を部分的に推進することになりました。

長く待ち望まれていたブロックチェーンでは、どんなわずかな変更であっても、DOTの所有者がコードに投票を行わなければなりません。

「直接投票することによってコードが新しく置き換えられることが可能であるし、実際の変更が暗に示す曖昧さを排除することもできる」とCzaban氏は説明します。

これらの投票は、悪意のある提案をブロックする評議会と並行して行われ、DOT保有者の大部分が欠席している場合には投票を調整して機能します。そして、多数決が与えられれば、ポルカドットのコードベースが移動していきます。

ポルカドットと従来のブロックチェーンの違いをはっきりさせるための、正式な方法が求められていました。 ポルカドットは、ノードの代わりに「バリデーター」、「ノミネイター」、「コレーター」、および「フィッシャーマン」で構成され、それぞれ異なる方法でネットワークを保護していきます。

これらのいくつかは典型的なブロックチェーンノードに似ていますが、コードの中心は自己定義的であるというポルカドットの技術的性質から、それらは変更を適用する担当には当たらないのです。

「検証者は、個人的に同意しない変更をブロックするのに無力であるし、その身代わりにネットワークを保持することもできません。」とWood氏は語ります。

Czaban氏は、トークン所有者がこのフレームワーク内でDOTを使用することは、主な現実的な選択であり、そしてそれは将来的に進化する可能性があると強調しました。

生態系に関わるかもしれない多くの潜在的な関係者がいますが、利害関係者は実際に私たちが自由にできるほんの定量可能な当事者になると語ります。

 

後編へ続く・・・

 

ブロックチェーンを統治するためのポリカドットの計画とは「後編」