イギリス第2位の資産をもつ銀行であるBarclaysは、暗号通貨取引デスクの立ち上げを検討しています。
関係者によると、暗号通貨取引デスクに関心のある顧客がどれくらいいるかを測定しているそうです。Barclaysが顧客と暗号通貨サービスについて話しているという報告をしたのは、ブルームバーグが初めてでした。
「その銀行は、暗号通貨を取引するための具体的な計画はない」とは同氏は述べていますが、大部分ではないにしても大半の銀行がそのオプショに興味を示しすだろうということです。
さらに同氏は、「Barclaysは、機関やヘッジファンドを含む顧客全体に取引を拡張するかどうか検討しているようです」と付け加えました。
Barclaysの広報担当者、Andrew Smith氏は、「Barckaysは、現時点では暗号通貨交換デスクを構築する計画はありません。私たちは暗号通貨分野の発展を常に監視し、今後もこの市場におけるニーズと意向について、お客様との対話を続けていきます」と述べています。
他の銀行も同じような取り組みをしていると伝えられていますが、最も注目すべきは12月に憶測がもたれたゴールドマン・サックスでしょう。
CEOのLloyd Blankfein氏は1月に、暗号通貨に焦点を当てた取引デスクを開くためにドアを開いたままにしていたにもかかわらず、その数週間後にはこの噂を撃退しました。
ヘッジファンドは、暗号取引を行う投資銀行の顧客基盤を拡大し、暗号取引をすることにますます関心を集めています。
Autonomous Researchによって提供されたデータによれば、現在約245の暗号通貨集中型ファンドが運用されています。その上、暗号通貨価格の激しい引き下げにもかかわらず、これらの資金の約9つだけが2018年に閉鎖されたと伝えられています。