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BMWが走行距離をトラッキングするブロックチェーンシステムを開発

BMWが走行距離をトラッキングするブロックチェーンシステムを開発
2018年5月21日

世界的な自動車メーカーBMWは、スタートアップイノベーションプログラムを通じてリース車両の走行距離を追跡するためのブロックチェーンプラットフォームをパイロットテストしています。

この取り組みはブロックチェーンのスタートアップDOVUと提携して行われています。DOVUは、企業のイノベーションラボとしてBMW Group UKと協力する5つの新興企業の1社で、 2月に初めて発表されました。

具体的には、DOVUはレンタカーやリース契約車両の走行距離を記録するために、BMWの車両管理会社であるAlphabetと共にシステムを開発しました。

このアイデアは、システムがBMWの自動車にどれだけ多くの使用量があるのか、そしてそれらにどれくらいの影響を与えるかを理解するのに役立つかをDOVUの製品責任者であるAlex Morris氏は説明しています。

Morris氏によると、参加するドライバーは自分のデータと引き換えにトークンを受け取ることになります。
「私たちがやっているのは、基本的にDOVUプラットフォームでこの循環経済を構築しようとしていることです。」

「ドライバーはトークンを得ることができますが、将来にはトークンをサービスに使うこともできます。たとえば、Dovuエコシステムを使用して交換用タイヤや何か同様なものを手に入れることができるのです。」

「パートナー(この場合はBMW)は報酬の分類を定義しており、それらはスマートコントラクトで定義されています。スマートコントラクトのパラメーターが満たされている限り、トークンを受け取れるということになるのです。」

BMWはマイレージによるトークン報酬のパラメーターを定義することにしました。Morris氏は、現在の自動走行距離追跡システムに対する信頼性の低さ、そして会社が実際に使用できるような情報を提供していないことについて不満を述べていました。

その結果、パイロットプログラムでは、リースまたはレンタカーのドライバーに毎週走行距離の記録を要求するとともに、その記録はDOVUのブロックチェーンに格納されます。

更にMorris氏は「現在のところ、走行距離は、彼らの車両の再販価値にとって最も重要な要素です」と語りました。「解決すべきものの中でも非常に重要な問題なので、それを促すトークンを提案したとき、彼らは非常に興奮していました。」

DOVUのコミュニティマネージャーを務めるMax Lomuscio氏によると、パートナーシップの最初の部分(概念実証)は既に完了しているようです。
そして、今やスタートアップは第2段階:ドライバーによる実際の試行へと移行しているといいます。この部分はさらに6〜8週間はかかる見込みです。

「しかし、最終的にはこの計画は、車両間でやりとりすることができ、トークン報酬のための一種の統一されたウォレットを作成するという、ある種のユビキタス報酬システムになります。ここでいうウォレットはご自分のBMWで使用可能です。しかし、これをご自身の二番目の車にも活用することによって、より多くのトークンを獲得しそれらをこのエコシステム全体に渡って使われることもあるかもしれません。」とMorris氏は述べています。

そのうえ、スタートアップはスマートシティの環境で動かしたいとMorris氏は考えています。またいくつかの都市と共に、収入と支出の使用例が公共交通機関や首都圏の他の側面にどのように組み入れられるか決定すべく、すでに議論を開始しているのです。

このプロジェクトは、以前はJaguarのベンチャー部門が支援していたDOVUが、600万ドルのICOを完了してから数ヵ月後に始まります。