アルゼンチンのMasventas銀行は、5月末より顧客がビットコインを使用して国境を越えた支払いをできるようになることを明らかにしました。
2014年に設立されたラテンアメリカを中心とした取引所のスタートアップ企業であるBitexとの提携により、Swiftの代替手段として国際取引でビットコインをペイメント・レールとして使用していることがわかりました。
「スタートアップは国内銀行がクロスボーダー支払いにビットコインを採用したのは確かに初めてである」とBitexの最高マーケティング責任者Manuel Beaudroit氏は語りました。
声明のなかで、Masventas銀行の主要株主であるJose Dakak氏は、銀行のデジタルな、スマートフォン・ベースのサービスを強化するとともに、サービスコストを引き下げるために、銀行によるより広範な実装へと移行しました。
「そのアクションのうちの1つが、海外の顧客の支払いと回収業務用にBitexプラットフォームの実装における戦略的パートナーとしてBitexを契約することでした」と彼は述べました。
Beaudroit氏は、現実の取引はまだ開始されていないものの(5/22に開始されました)、銀行はすぐに実際の顧客取引にビットコインを使用することになると述べました。
“顧客は、国際的な支払いを銀行に依頼し、銀行はプロバイダとしてBitexを使用します。顧客にとっては、それは透明なので手を触れられなければ、ビットコインを見ることもできないのです。
我々は彼らのためのプロバイダとなり、顧客はビットコインに触れることはありません。