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ブロックチェーンが中国の製薬災害への解決策へ

ブロックチェーンが中国の製薬災害への解決策へ
2018年8月21日

中国では、未だ問題となっているワクチンスキャンダルについて、ブロックチェーンであれば、“このような状況をどう防止していたか”、または“この先この問題を止めるためにどのように使用されるべきか”といった議論が、最近ソーシャルメディアで広まりました。

要約すると、吉林省を拠点とし、深セン上場企業している製薬会社であるChangChun Changsheng Bio-technologyは、疑わしいDPTワクチンの約252,600ユニットを販売したと非難され、さらにSouth China Morning Postからの報告によると、約113,000件の狂犬病ワクチンのデータを偽造していたと言うのです。

さらに注目すべきことに、過去1年間だけでも中国でのワクチン関連スキャンダルは多発しており、今回が初めてではないのです。いくつかの製薬会社が多数のDPTワクチンの製造および販売に携わっており、その大半は今日まで罰せられずにいました。

最新の不法行為が明るみになり、大衆とスキャンダルに苦しんでいた製薬業界の間にさらに別の抗議を引き起こしました。

その中心で、雪だるま式にふくらむこの問題は、中国の家庭が自分たちの子供や自分をどうすれば守ることができるのか、という重要な疑問を提起しています。

ブロックチェーンがワクチンに関するデータをより効率的な拡散を可能にするのではという考えは、狂犬病ワクチンのスキャンダルが勃発した直後に広がりました。

ユーザーネーム@wstartのコンピュータープログラマーの投稿によると、データマイニングとコード作成に約14時間を費やした後、彼は疑わしい問題のあるワクチンを30の州で見つけ出すことができたそうです。

その過程で、彼は必要な情報をすべて集めることが中国では驚くほど困難であることがわかったと言います。

そしてこの時、中国において、ブロックチェーンが有効な解決策となるのではないかと考える暗号コミュニティができたのです。

 

信頼のもと連なったデータの必要性

 

国の暗号投資家の中で最も有名なXiaolai Li氏は、製薬業界におけるブロックチェーンの採用について話し合いだした最初の人物です。

彼のWeChatの投稿では、暗号通貨投資家は、この技術がサプライチェーンを通じて医薬品が配送・移送されていくことを可視化すると言うオプションを提供することができると主張しました。すなわち、ワクチンが作られた施設から配布した病院への輸送など、全ての過程を追跡できるということです。

中国企業のサプライチェーンの目的でブロックチェーンを使用するというアイデアは、特段新しいものではありません。 JD.comやウォルマートのような企業は既に、食品輸送の追跡に技術を適用しています。

中国金融情報会社であるChina Finance Onlineの財務コメンテーター、Zhipeng Cheng氏は、7月の終わりに製薬業界でブロックチェーンをどのように使用できるかについて、より詳細な計画を発表しました。

同氏は記事にて、ブロックチェーン技術を使用するならば、食品医薬品局(NIFDC)が検査技術のためのパブリック・チェーンを形成し、そのワクチン追跡技術を共有することができると述べました。研究所と組織は公的なチェーンを共有し、信頼のもとデータを更新することができる、と彼は主張しています。

Cheng氏は「ただのテクノロジーではあるが、国がブロックチェーンを受け入れ、実行に移すだろうと信じている」と述べました。

 

概念構想から実践へは叶うのか?

 

地元のニュース記事によると、これに向けた動きはすでに起こっていると言えるようです。

しかし、まだそのコンセプトに満場一致で賛成だとはいえないようです。

数学的アルゴリズムが本当に信頼をもたらして危機を解決できるのかという質問が今週初めに、中国の技術ニュースウェブサイトDoNewsの解説者によって投稿されました。

ブロックチェーン技術は、問題のあるワクチンの生産を終わらせることはできず、現状を変えることさえ困難だと主張している人もいるようです。