分散型の音楽共有プロトコルAudiusは、General CatalystとLightspeed Capitalが先導したシリーズAの資金調達ラウンドで550万ドルを調達しました。
このプロジェクトでは、ブロックチェーンのプラットフォームを使用して、アーティストが自身の楽曲のシェアについてコントロールできるようにするとプレスリリースで発表されました。
リリース日はまだ明確ではありませんが、今日のSoundCloudに見るように、ミュージシャンは所有するプラットフォームにおいて作品を公開してファンと交流できています。
しかしAudiusは、アーティストが現在の既存のシステムよりも知的財産権をより高いレベルでコントロールできるようになるというのです。
スタートアップには、BitTorrentのチーフアーキテクトのGreg Hazel氏、Augurの共同設立者Jeremy Gardner氏、ミュージシャン3LAUなどをアドバイザーとして迎えています。
今年後半に控えるブロックチェーン音楽祭のヘッドライナーとして選ばれている3LAUは、声明のなかで、アーティストはコンテンツ配信事業者の一員であることが重要だと語りました。
“アーティストは、音楽を共有するための分散型のモデルと、コンテンツにプラスになるようなプラットフォームでの関係を必要としています。
ブロックチェーンを使用することで、Audiusはトークンと分散型投票ベースのガバナンスでこれを行うことができるため、アーティストはプラットフォームが変化していく中で発言権を得られるのです。
それは非常にエレガントなモデルであり、アーティストとして、私は非常に魅力的であると感じています。“
このプラットフォームは、音楽家のRanidu Lankage氏と共同創業者のRoneil Rumburg氏とForrest Browning氏によって考案されました。
また投資ラウンドには、Kleiner Perkins、122West、Ascolta Ventures、Pantera Capitalが参加したことがわかっています。