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世界銀行がオーストラリア・コモンウェルス銀行に最初のブロックチェーン債を発行

世界銀行がオーストラリア・コモンウェルス銀行に最初のブロックチェーン債を発行
2018年9月7日

世界銀行グループは、オーストラリア・コモンウェルス銀行と提携して、ブロックチェーンを介して債券を発行しています。

オーストラリアの「Big Four」商業銀行の1つであるコモンウェルス銀行が、 世界銀行から債券の発行を手配する権限を獲得したことが確認されました。債券の発行は、ブロックチェーンプラットフォームを介して作成、移転、管理されるようです。

コモンウェルス銀行の社内ブロックチェーン研究所がすでに開発したこの技術は、投資家や銀行などの債券発行プロセスの主要パーティーを分散型ネットワークのノードとして参加させることが狙いです。

このようにすることで、債券の資本を調達し、より効率的に取引することができます。

債券発行はすでに「bond-i」と呼ばれ、ノーザン・トラスト、QBE保険、ビクトリア州財務省などの投資家らの入力がすでに完了しています。

世界銀行の会計係である、Arunma Otehは今回のリリースで、コモンウェルス銀行との1年間の開発を経て、この技術が準備されてきたと語りました。

しかし、この段階では、債券の発行スケジュールと規模はまだ明らかになっていないようです。

また、この発表によれば、世界銀行は“貧困を削減し、世界市場が持続していく可能性を向上させる”という義務があり、その一環として、毎年50〜60億ドルの債券を発行しています。

世界銀行の最高情報責任者、Denis Robitaille氏は、このリリースで以下のようにコメントしました。

「この先駆的な債券は、持続可能な開発目標の達成に向けて励む際に、破壊的な技術が提供する機会とリスクについてクライアントである国々にどのようにアドバイスできるかを学び続けてきた我々にとって画期的な出来事です。」

このプラットフォームを設計、開発したコモンウェルス銀行は、「これらはイーサリアムネットワークの上にあるプライベートブロックチェーンであり、アーキテクチャ、セキュリティ、および復元力に関してマイクロソフトによってチェックされています。」と語られました。

2017年12月には“コモンウェルス銀行が 「主要な発行者」との共同債券発行のブロックチェーンシステムを開発していた”というニュースが報じられていましたが、その名前は当時公開されていませんでした。今回の発表は、そのニュースの続編として明らかにされたものです。

また現在、JPモルガン、中国農業銀行、BBVAを含む世界のいくつかの主要金融機関は、債券発行やローン発行のためのブロックチェーンベースのシステムをすでにテストしているといいます。