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ブロックチェーンが組み込まれた未来都市とは(前編)

ブロックチェーンが組み込まれた未来都市とは(前編)
2018年10月12日

IoTの急速な普及で、私たちのライフスタイルも従来のものから大きく変わっていくだろうという話は、昨今耳にする機会が増えました。

しかし現状は毎日満員電車に乗って通勤したり、役所で証明書を発行してもらうのにわざわざ半休を取ったりと、前世紀の暮らしと全く変化がありません。

これらは都市構造に原因があるのかもしれません。

 

都市に集中する人口とコンパクトシティという施策

 

日本では、人口の約半分が東京、大阪、名古屋の3大都市圏に集中しています。

都市部に人口が集中するといった傾向は日本に限った話ではなく、全世界的に見ても人口のおよそ54%が都市部に住んでいます。

マクロの視点で見れば「都市部」に人口が集中しているように見えますが、その「都市部」の中では、中心市街地から郊外へと人口流出が進んでおり、シャッター商店街などに代表される、中心市街地の空洞化といった問題が起こっています。

この解決策として考えられているのが、「コンパクトシティ」という概念です。

コンパクトシティとは、都市郊外化を抑制し、都市機能を高密度に集約することで、利便性・生活環境・コミュニティ機能を整えた、効率的で持続可能なまちづくりを目指すものです。

日本でも富山市などで実現されつつあるコンパクトシティですが、これにもいくつかデメリットが存在します。

 

コンパクトシティの問題点

 

コンパクトシティでは、無秩序な郊外の開発を抑制するため、郊外を環境保全区域、中心部を居住区といったように明確に区分けします。そのため、郊外に住んでいる人や郊外に住みたい人からすると、当人の意向を無視して押し付けられているという面もあります。また住民間でも、賛同しない人への批判的な反応などが予想されます。

また、中心部に都市機能を集中させるにあたり、これまで以上に医療・福祉施設を充実させる必要があります。現時点でも、大都市圏の医療資源(医師や看護師といった人的資源、防災ビルや救急の医療拠点機能といった物的資源など)不足は深刻な状態にあり、取り組むべき課題の1つです。

また、意図的に人口を集中させるため、道路や公共交通機関をはじめとした、交通インフラの整備も必要となって来ます。

 

都市に求められるスマート化

 

コンパクトシティの問題点を解決策として、スマートシティという概念があります。

IoTによる家電のスマート化は、その普及に伴い周知されて久しいですが、都市にも「スマート化」が求められています。

後編ではスマートシティによってもたらされるであろう、未来の生活についてご紹介できればと思います。

<後編に続く>