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中国の大手銀行がブロックチェーン上で証券を13億ドル発行

中国の大手銀行がブロックチェーン上で証券を13億ドル発行
2018年10月16日

中国の4大国営銀行の1つである中国交通銀行は、ブロックチェーンネットワークを使用して住宅ローン担保証券(Residential Mortgage Backed Securities、以下RMBS)の発行を完了させました。

中国の金融監督当局の中国証券タイムズは、同行が独自のブロックチェーンネットワーク「Jucai Chain」を介して総額93億元(約13億ドル)のRMBSを発行したと報じました。

9月27日の発表によれば、中国交通銀行が発行者となり、中国最大の投資銀行である中国国際金融公司(China International Capital Corporation)が主幹事と引受人を務め、その他に、中国工商銀行(the Industrial and Commercial Bank of China)と中国招商銀行(China Merchants Bank)が共同引受人を務めるとのことです。

住宅ローンのクレジット・データを分散型ネットワークに移行したことにより、与信情報も常に共有できるようになり、P2Pの証券決済をする事が可能になりました。

RMBSは、金融機関が保有する住宅ローンのプールで構成されており、リスクとリターンに応じてこれらのローンをトランシェ(証券化商品を、リスクのレベルや利回りなどの条件で区分したもの)に分類し、他の投資家に販売しています。

新華社通信によると、中国交通銀行は、発行プロセスのスピードアップを図るため、まず6月に資産担保証券を対象としたJucai Chainブロックチェーンプラットフォームを導入しており、さらに7月には、証券取引所のローンデータをブロックチェーンに移し始めていると報じています。

このようなブロックチェーンを介して様々な資産担保証券を発行する動きは、中国の他の銀行にも見られます。

7月に、国営の中国農業銀行によって貴州省で30万ドル相当の融資が、8月には、浙江省の商業銀行で6,600万ドルの法人売掛金に基づく証券化取引が、それぞれのブロックチェーン上で行われています。