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業界の流れに逆らうように、暗号通貨ヘッジファンドのローンチ数が急増

業界の流れに逆らうように、暗号通貨ヘッジファンドのローンチ数が急増
2018年10月19日

暗号通貨市場が弱気相場にもかかわらず、今年ローンチされた暗号ヘッジファンドの数は過去最高数を記録しています。

金融情報サービスを行っているCrypto Fund Research社のレポートによれば、今年の第三四半期までに90の暗号通貨ヘッジファンドがローンチされ、通年で120に達する見込みとされています。

2018年にローンチが予定されているヘッジファンドは、前年の730から減少して全体で約600あまりですが、暗号通貨ヘッジファンドはその20%を占めています。2016年が全体の3%未満、2017年が全体の16%だったことを踏まえると、業界の流れに逆行して、増加傾向にあると言えます。

これらの増加の背景には、昨年のビットコインの急騰に代表されるように、ここ2年の間に投資家の暗号通貨投資の意識が高まっていることや、関心をもった企業数の増加があると言えます。

前述のCrypto Fund Research社の創設者であるJoshua Gnaizda氏からは、

「2018年は、全体的にヘッジファンドのローンチ数が減っている中、暗号通貨関連のヘッジファンドのみローンチ数が増えているという異常な年だ。」というコメントが出ています。

同氏は、「この勢いは、長期的に持続できるものでなく、徐々に鈍化の兆候が現れている。」とも発言しております。

暗号通貨市場全体の下落や、暗号通貨の取り扱いをどうするかといった枠組みが決まっていないような国も多くのあるというように、金融商品としての懸念点は依然として残っているものの、こういったいわゆる”弱気相場”であることは、新しい暗号通貨ヘッジファンドをローンチすることの妨げにはなっていないようです。

Crypto Fund Research社は、

暗号通貨関連事業に投資しているヘッジファンドは、直接暗号通貨の運用を行なっているもの以外にも、未公開株ファンドや、VCファンドといった事業に対して投資しているものも合計すると約300存在しているとし、その運用資産は40億ドルにも上ると報告しています。

また、今年の暗号通貨ヘッジファンドのローンチ場所は、半数近くがアメリカで行われたものですが、もう半分はオーストラリア、中国、マルタ、スイス、オランダ、イギリスといった様々な場所で複数回行われたことを報告しています。