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シンガポールの電力会社がブロックチェーン上でグリーン電力証書市場を立ち上げたと発表

シンガポールの電力会社がブロックチェーン上でグリーン電力証書市場を立ち上げたと発表
2018年11月9日

シンガポールの電力会社であるSingapore Power Group社(以下、SPG)は、ブロックチェーンによるグリーン電力証書(Renewable Energy Certificates, 以下、REC)市場を立ち上げました。

RECとは、再生可能エネルギーによって得られた電力の環境付加価値を証券化したものです。利用者は、電力供給を受けると同時にRECを購入することで、その分環境に優しい発電方法の電気を使用したことになります。

この仕組みにより、自社で設備を持っていない企業や団体も、RECを購入することで間接的に環境に配慮した活動が行えるようになりました。

2018年10月29日に行ったREC取引プラットフォームの発表で、SPGは同プラットフォームによってエネルギー生産者と購入希望者が自動的にマッチング出来るようになり、安全かつ追跡可能な取引を可能にしたとしています。

SGPの最高執行責任者であるSamuel Tan氏は、「ブロックチェーン技術により、企業は再生可能エネルギーの証書をシームレスで安全に取引できるようになりました。クリーンエネルギーを使った事業や持続可能な開発を掲げている企業は、このプラットフォームを導入することで、それらの目標を達成しやすくなるでしょう。」と述べています。

同グループによると、不動産デベロッパーのCity Developments Limited社とDBS 銀行が購入を希望しています。また、エネルギーの生産者側では、既に太陽光発電を行なっているCleantech Solar Asia社やLYS Energy Solutions社の参入が決まっています。更にシンガポールの国際物流サービスプロバイダーKatoen Natie社も、新たに太陽光発電部門を立ち上げ参加予定です。

再生エネルギーを後押しする動きは、シンガポールに限ったものではありません。世界最大の太陽光発電所があるアメリカのネバダ州でも、同州の公益事業委員会が、「RECの追跡システムにブロックチェーンを導入することを検討している。」と先月発表しました。