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ブロックチェーンから見たアメリカの大学ランキングトップ10(後編)

ブロックチェーンから見たアメリカの大学ランキングトップ10(後編)
2018年11月14日

前編では、上位3校をご紹介しました。後半では、4位から10位まで一気にご紹介していきます。

 

4.マサチューセッツ工科大学(MIT)

 

仮想通貨やブロックチェーン技術を基礎から学ぶことに興味がある学生にとって最良の選択肢となるのがMITです。

Lightning Networkの共同執筆者であるTadge Dryja氏とLightning Labs社のCTOでMITのデジタル通貨イニシアチブディレクターでもあるNeha Narula氏が共同で作成した仮想通貨エンジニアリングとデザインコースでは、最新の技術動向を知ることができます。

学生は、インターネットプロトコルの基礎、公開鍵暗号法およびその他の最新のWebインフラストラクチャーの主要部分に貢献した教授から指導を受ける事が出来ます。

また、MITのビジネススクールでは、常設ではないですがブロックチェーンとマネーなどのコースも提供しています。

 

5.コーネル大学

 

コーネル大学は、ノーベル賞の全部門で受賞者を輩出している名門校です。

同大学は他の大学に先駆けて情報検索システムやデータベースなどの分野の研究をスタートさせており、数多くの業績を残しています。

Ari Juels氏とRafael Pass氏の教える「ブロックチェーン、仮想通貨、スマートコントラクト」とE. Shi氏の「分散型コンセンサスとブロックチェーン」の講義を合わせた最高レベルの「コンピューターサイエンスコース」を開催しています。

学生達は、在学中であってもコーネル大学のブロックチェーンクラブに属していれば、専門的な組織と接点を持つことができます。Cryptocurrencies&ContractsのイニシアチブであるIC3は、UCバークレー校やロンドン大学といった他の教育機関のイニシアチブでもあります。

彼らは、銀行・起業家・監督官庁・オープンソースのソフトウェアエンジニア・ドメインの専門家といった人たちと協力することで、構想から実用化までを一手に行えるようなコミュニティを構築しています。

 

6.ジョージタウン大学

 

ジョージタウン大学は、首都ワシントンに位置する大学で、政治や国際関係の学問に関しては世界屈指の大学です。そのため、同校でのブロックチェーンに関する講義は技術面よりも、必然的に法規制や政治利用といった分野に重きを置いたもので、実際に受講している学生も大半はロースクールの学生です。

Commodity Futures Trading Commission(米商品先物取引委員会)の委員長を2度経験しているChris Brummer氏と、4つの連邦銀行、法律事務所、米国証券取引委員会などで勤務経験のあるPatrick J. McCarty氏が教鞭をとっています。

また、2014年にデジタル資産とブロックチェーン技術の受け入れ及び促進を目的として設立されたロビー団体、Chamber for Digital Commerce社の創設者であり社長でもあるPerianne Boring氏は、同校のブロックチェーン研究センター開設に尽力しただけでなく、学部生に講義も行なっています。

 

7.ハーバード大学

 

ハーバード大学では、Julian Avila教授が指導する「ブロックチェーンとビットコインの紹介」のようなコンピューターサイエンスのコースをいくつか開講しています。またJames C. Fitchett氏がブロックチェーンに焦点を当てたビジネスコースを受け持っています。

Harvard Blockchain GroupやHarvard Undergraduate Blockchain Groupなどのコミュニティは、イベントや講義でない教育コンテンツを通じて、キャンパスへの関心を高めるのに役立っています。 前者はデザイン大学院の学生を対象としたもの、後者は高校生や大学の1、2年生の興味を引くものとなっています。

ハーバード大学にもMITのような、他の教育機関や、地元であるボストンに拠点を持つ大企業と交流するための場所があります。

 

8.デューク大学

 

アメリカの大学バスケット界で強豪として知られているデューク大学は、Campbell Harvey教授のブロックチェーンコースも有名です。

Harvey教授は金融経済学の教授ですが、世界最古のヘッジファンドであるマン・グループの投資戦略顧問でもあります。

その活動範囲は学内にとどまらずメディアへの露出なども積極的に行っています。

そして、それらの人脈を活かすことで、学生団体であるDuke Blockchain Labを立ち上げました。このクラブは学生・教授・専門家を集めた組織で、様々な業界の有力企業で働いている同校の卒業生と、より実務に即したブロックチェーンコミュニティを在校生に提供しています。

 

9.カーネギーメロン大学(CMU)

 

カーネギーメロン大学は、4位のMITや今回取り上げなかったカリフォルニア工科大学とともにアメリカを代表する工科大学の1つです。現在は、演劇などの分野でも高い評価を受けている同大学ですが、もともと工科大学として設立したこともあり、NASAや政府機関からの高いレベルの研究を請け負っています。

また同校のCMU Blockchain clubは、現在100名ほど在籍しており、それぞれがIoTから農業まで様々な分野で、ブロックチェーンを導入したシステムやビジネスの雛形となるような研究をしています。

 

10.ペンシルバニア大学

 

ペンシルバニア大学も9位で紹介したカーネギーメロン大学と同じくペンシルバニア州にある大学です。そこまで多くのコースはないですが、これらを受講している業界のトレンドに敏感な人たちによって、学内のコミュニティは活気のあるものになっています。

同校では、法律学とビジネス倫理学の教授であるKevin Werbach教授のサポートを受けて、世界最高峰のビジネススクールの呼び声高いWharton business schoolの学生を中心としたPenn Blockchain clubを立ち上げ、有識者を招いたカンファレンスを開催しています。

 

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