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ブロックチェーンエンジニアの年収は1,500万円超!働き場所や勉強法は?

ブロックチェーンエンジニアの年収は1,500万円超!働き場所や勉強法は?
2018年11月28日

2017年12月から2018年1月にかけて、ビットコインイーサリアムなど仮想通貨市場の規模が急速に拡大し、多くの人の注目を集めました。しかし、仮想通貨は投資的な側面を持つ一方で、ブロックチェーンという優れたシステムを持っています。

2018年1月にはIBMやマイクロソフトなどがブロックチェーン技術を組み合わせた新たなサービスプラットフォームを開発しましたが、こうしたニュースに興味を抱いたのは一部の人にとどまります。一方、現実にはブロックチェーンに出資する企業の数は増えており、世界ではますますブロックチェーンエンジニアを求める声が高まっているのです。

では、具体的にブロックチェーンエンジニアとはどのような職業なのか、年収や求人情報などを参考にしながら、詳しく紹介していきましょう。

 

アメリカではブロックチェーンエンジニアの年収は1,500万~1,750万円

 

アメリカの大手メディアCNBCが10月21日に発表した情報によると、同国のブロックチェーンエンジニアの求人件数は前年比400%も上昇し、年収の相場も日本円換算で1,500万~1,750万円へと上がっています。

ブロックチェーンエンジニアは仮想通貨や分散型取引台帳などに代表される金融業界で重宝されるほか、物流・不動産・エネルギー・WEBコンテンツ業界でもブロックチェーンを活用した新たな産業が生まれ、今後もますますエンジニアの需要が高まっていくことが予想されます。

アメリカでは、特にマイクロソフト・IBM・アマゾンといったブロックチェーンへ積極的に投資する企業を中心に、エンジニア獲得競争が激しくなりつつあります。

 

日本国内でもブロックチェーンエンジニアの需要が増加中

 

日本国内でもブロックチェーンエンジニアに対する需要が高まりつつあります。特に、SBIホールディングス・三菱UFJグループ・関西電力・三井住友海上火災保険など大手企業も積極的にブロックチェーンを活用した新技術を開発中です。

たとえば、KDDIでは分散型プラットフォームのシステムを組み込んだ「Enterprise Ethereum」の実証実験をスタートしました。スマホ修理に関わる各業務をネットワーク間で共有することで、ユーザーは自分のスマホの修理状態をいつでも確認できるうえ、修理作業の自動化によって依頼から完了までの時間も短縮することが可能です。

こうしたシステムを組み上げるにはブロックチェーンの知識を持ったエンジニアが不可欠となるでしょう。今後はブロックチェーンが幅広い業種で採用されていくため、エンジニアに対する需要増が期待できるというわけです。

では、今のところブロックチェーンエンジニアの求人や人材募集はどのような状況にあるのでしょうか。ここからは国内でブロックチェーンエンジニアの採用を活発化させる3つの企業を紹介します。

 

1.ソフトバンク

ソフトバンクではブロックチェーン技術を活用し、太陽光発電や電力ビジネス、また国際的な募金活動などに分散型取引台帳システムを導入したサービスを提供しています。こうした事業の進展に伴って、暗号化技術の基礎知識や基礎技術を持つブロックチェーンエンジニアを募集しています。

募集要項としては、ブロックチェーンなどFintech系事業を支えるサービスプラットフォームの企画・開発・調査などの業務内容で、プログラミング技術はもちろんですが、暗号化技術やオープンソースの知識も求められています。

 

2.コンセンサスベース

コンセンサスベース(ConsensusBase)では、ブロックチェーンを使ったシステム開発から、ICOコンサルティングまで手掛けています。コンセンサスベースでもブロックチェーンの知識や技術、プログラミング経験が豊富な人材を獲得しようと躍起です。

コンセンサスベースで働くエンジニアは、主にビットコインやイーサリアムなどブロックチェーン技術に関わるプログラミングから、設計、ドキュメント作成など幅広い作業が対象となります。基本的なプログラミングの実務経験が3年以上に加え、ブロックチェーンの基礎知識や開発経験も求められています。

 

3.ビットフライヤー

仮想通貨投資を経験したことがある方ならビットフライヤーの名前は聞いたことがあるでしょう。ビットフライヤーでは取引所独自のブロックチェーンである「miyabi」を開発中で、その機能拡張や機能改善に力を発揮するエンジニアを募集中です。

miyabiは次世代型の仮想通貨取引プラットフォームとして注目されており、1秒間に約2,000件の取引処理を実現します(ビットコインのブロックチェーンは約7~8件ほど)。そのシステムを構築するために、C#6以上の高度なプログラミング技術を求めらたり、ブロックチェーンのアルゴリズムを理解した専門的な知識も必要です。

 

今の内にブロックチェーンに精通しておくと希少性のある人材に

 

これまでソフトウェアエンジニアやハードウェアエンジニアとして働いたことがある方であれば、より高収入を目指してブロックチェーンの専門知識を取得するのも選択肢の1つです。アメリカや日本を問わず、ブロックチェーンへの投資は大企業を中心に活発化しており、今後はIoTやFintechなどと融合しながら新しい産業が生まれてくることでしょう。

2018年9月に経産省が発表したデータによると、近い将来のブロックチェーン市場の予測規模は約67兆円にも達する見通しです。もちろん、この数字は仮想通貨の取引規模ではなく、物流や金融、ソフトウェア、IT、保険など様々な業種でブロックチェーンを活かした産業が生まれてくることを予想した上での話となります。

現在はブロックチェーン構想が生まれて10年の歳月しか経っていないため、エンジニアの数も少なく、それだけ人材の希少価値が高まっています。ビットフライヤーの求人事例でも、経験を重ねることで1,100万円以上の年収も期待できるため、エンジニアの方は、今のうちにキャリアのステップアップを行っておくことをおすすめします。

 

まとめ

 

エンジニアとして将来のキャリア設計を行うことは、仮想通貨の投資と共通する部分がある事が分かります。2018年1月頃に「億り人」という言葉が注目されましたが、仮想通貨の投資で成功した人のほとんどは、まだビットコインが「玩具」と呼ばれていたときに真価を見極めて、積極的に投資した人でした。

現在のブロックチェーン市場も先行きが見通しにくい部分もありますが、既に大手資本を中心に大きなお金が流れ込んでいることは事実です。ブロックチェーンエンジニアが増えてくると希少価値が低くなるため、早い内から目を付けて将来設計を行っておきましょう。