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ペットのための仮想通貨

ペットのための仮想通貨
2019年3月4日

仮想通貨は国境を超えた送金や、ブロックチェーンを利用したデータ保管という機能によって、お金の流れの効率化と健全化に大きく貢献しています。昨今では資金の流れの透明性を担保できることを活かし、動物愛護にも役立っています。

 

わが国でもビットコインを始めとした仮想通貨が動物愛護のシーンに用いられ始めていることから、国内で起きている仮想通貨と動物愛護の関係について解説します。

 

仮想通貨と動物愛護

 

動物愛護に於いて仮想通貨がどのように役立っているかというと、冒頭でも述べたようにその透明性を利用した動物の募金プロジェクトなどが挙げられます。

神奈川・東京に猫カフェれおんを展開しているレオングループでは猫を救うための寄付や支援を積極的に行っており、2013年8月に非営利法人リトルキャッツと業務提携を行うことで、2018年3月までの4年半の間に1,000匹もの猫の里親を探すことに成功しています。

両団体は運営のための寄付金を募っており、2018年の4月にネムでの寄付を受け付けることを発表しました。現在ではネムをはじめとしてビットコイン・イーサリアムモナコインビットコインキャッシュの計5種類の仮想通貨による寄付を受け付けています。導入の理由として、24時間365日送金可能で、手数料もわずかであることが挙げています。

猫カフェ業界ではネムの決済対応を行ったのは、レオングループが初めてになります。2018年の対応以降、ネムの決済可能店舗として注目されるようになり、決済手段としての利便性が更に高まるようになりました。

レオングループの他にも、仮想通貨で猫を救う取り組みは行われています。

時々取り沙汰される犬猫の殺処分なども過去10年間の推移を見ると3分の1以下まで減りましたが、それでも2017年時点で年間1.6万匹の犬と・6.7万匹の猫が殺処分されています。ボランティア団体も奮闘していますが、未だに多くの命が失われているという現状です。

そこで、2018年1月より、猫の愛好家たちが仮想通貨を使って保護を行うNEM猫プロジェクトがスタートしました。NEM猫プロジェクトは仮想通貨ネムを保護活動に利用しており、Twitterのアカウントでも情報発信を行っています。

保護猫を抱えている団体のサポートを行っており、猫の引き取りと同時に寄付の支援も欠かしません。また、あえて現金を利用せず、仮想通貨による寄付に限定することで透明性を強めることができるので、不正防止にも役立ちます。

NEM猫プロジェクトは里親探しの支援も行っており、今後は独自の仮想通貨発行と寄附システムの構築を目標にしています。

こうした活動がロールモデルとなれば、今後は日本国内でも動物愛護の手段として仮想通貨が積極的に使われることが期待されます。

 

動物を救えるようになったアルトコイン

 

他にも、動物愛護の活動に仮想通貨を利用する団体はいます。

東京キャットガーディアンも保護活動に対して積極的な活動を行っており、支援や寄付に関する活動を欠かしません。活動の一環として仮想通貨の募金も立ち上げていて、SKBコインと呼ばれる仮想通貨で募金対応を行うようになりました。

そして2018年6月より、コネコ募金と呼ばれるプロジェクトをスタートさせています。

SKBコインはSAKURA BLOOMと呼ばれる日本初の仮想通貨であり、イーサリアムトークンの1つで本来は特定のイベントに来場した人にプレゼントするための仮想通貨です。イーサリアムトークンに対応したウォレットがあれば、他のアルトコインと同様にビットコインやイーサリアムとの交換や、サービスの決済として利用可能です。

 

まとめ

日本では犬や猫の殺処分は減少しつつありますが、既存のシステムだけで対応しきれているとは言い難いのが現状です。そのため、スムーズな送金が可能であることや、透明性による不正利用の防止が可能という仮想通貨の特徴を活かすことで、寄付金が多く集まれば、これまで以上にそう言った命を救えるようになるかもしれません。

レオングループやNEW猫プロジェクト、そして東京キャットガーディアンのコネコ募金は動物愛護の新しい可能性として支持されており、今後の展開に期待されています。3つのプロジェクトが順調に進めば、仮想通貨の保有者にとっても寄付や動物愛護が行いやすくなるでしょう。

動物たちの命を救う新しいシステムとして、仮想通貨やブロックチェーンが広まることも期待されています。