最新のICOや仮想通貨ニュースなど熟練者の方向けのニュースまで幅広く情報を取り扱っております。
最新の暗号資産ニュースやICO関連情報など、初心者にも分かりやすくお届けします

ゴーレムのシェアリングエコノミーがメジャー化する必要性

ゴーレムのシェアリングエコノミーがメジャー化する必要性
2019年3月13日

仮想通貨のゴーレムは、オリジナルの機能としてスーパーコンピューターの領域におけるシェアリングエコノミーの実現を目指しています。

世界経済の現状においては、IBMやAmazonなどの大手企業がクラウドコンピューティング市場のシェアを占有しており、有力企業が優先的な情勢となっています。

ここで個人や中小企業においても、クラウドコンピューティングがおおいに利用できる環境を作るためにゴーレムの考えるシェアリングエコノミーがあります。

この分散型スーパーコンピューターの発想は、仮想通貨の多くの銘柄が元来、より目指してきた中央集権的な体制の克服において、産業分野に広がりながらも、理念的に合致するものでしょう。

 

シェアリングエコノミーがゆっくりと普及

 

供給者であるプロバイダとなることで、仮想通貨で稼ぐこともできます。日本においても、このようなスーパーコンピューターのシェアリングエコノミーの利用が実現されています。つまり、シェアリングエコノミーの世界的なシステムが日本国内にも広がってきているわけです。

仮想通貨におけるシェアリングエコノミーの領域には、売電取引の機能が搭載されているプラットフォームを企画しているPower Ledgerなどがあります。

一般企業では、日本でも配車サービスを展開しているUberなどがあります。民泊や、旅行案内、空間シェアなど様々なものが日本国内でも、領域ごとでそれぞれに進展しています。

 

分散型スーパーコンピューターの利用方法

 

ゴーレムを実行するための最低要件は、Windows10、Mac OS X Sierraの製品以降のPCであることか、Ubuntu 16.04LTS、 Ubuntu 18.04LTSが搭載されている事です。

このWindows10、Mac OS X Sierraの製品以降のPCなどにおいて、ゴーレムをダウンロードして利用可能です。一般的には、マルチコア(1つのCPUの中にコアが複数ある状態のこと)のもので、大量のRAM(データの書き込みと読み出しができるメモリーのこと)を搭載しているPCからの利用をおすすめしています。アプケーションはゴーレムの公式ホームページから、ダウンロードすることが可能です。

ダウンロードの後、インストールすることで、ゴーレムの取引市場にアクセスすることができます。この取引市場において、プロバイダと要求者のニーズを実現していきます。

 

計算処理をシェアリングする方式

 

ゴーレムのシステムの基本的な構造としては、例えば、個人のPCにおいて、未使用のPCのリソースをプロバイダとして、要求者に提供する方式となっているわけです。

計算処理の機能が必要な要求者とゴーレムのアプリケーションは、プロバイダのPCマシンなどを借りることで、ゴーレムのシステムにより、要求者が必要とする計算処理の作業を実現します。

このゴーレムのアプリケーションにより、要求者は、プロバイダーとなる個人のPC所有者から大規模なデータセンターまで、ゴーレムのシステムを通じてリソースとして共有することができ、プロバイダ側はこの使用料として、仮想通貨のGNT(ゴーレムネットワークトークン)で支払いを受け取ることができます。

ゴーレムでは、P2Pでの取引が行われる分散型の市場であることから、安全性や匿名性の確保が肝要となってきます。

要求者の方では、価格交渉・契約条件・取引相手の選択が可能で、さらに要求者は、プロバイダの側の機器における計算速度や計算の成功度数の過去の実績が確認できます。

 

サーキュラー・エコノミーの到来

 

時代的には、シェアリングエコノミーを含むかたちで、サーキュラー・エコノミーという名称の循環型の経済産業システムへの移行が望ましい方向性として、提起されています。

アクセンチュアの調査によれば、2030年には、シェアリング・プラットフォームなどのサーキュラー・エコノミーによる経済効果が4.5兆ドルにも到達することが明らかにされています。

この発想は、Waste to Wealthにあり、「無駄から富を作り出す」という意味になります。

 

アクセンチュアでは、5つのビジネスモデルを挙げています。

・シェアリング・プラットフォーム(Sharing Platforms)・・・「未稼働の時間を利用する」ことによるサービス事業

・プロダクト・アズ・ア・サービス(Products as a Service)・・・「モノを利用する」ことによるサービス事業

・製品寿命の延長(Product Life Extension)・・・「製品寿命の延長」によるサービス事業

・サーキュラー・サプライチェーン(Circular Supply Chains)・・・「リサイクル原料を元にした安定的で経済的な新しいサプライチェーン」によるサービス事業

・回収とリサイクル(Recovery and Recycling)・・・「リサイクルと廃棄物などの最終処分量を大幅に削減する」ことから、経営コストの削減とリサイクルでの事業を含有する事業

 

枯渇していく資源に、サスティナブルは社会的要請に

 

シェアリングエコノミーの上位概念となるサーキュラー・エコノミーとは、サスティナブルな社会の維持機能まで考えることにより、確立されています。

このような発想が生まれてきた時代背景には資源の枯渇があり、この克服を世界的に達成するためのいわば、社会的要請としてできてきたものです。

「サステナブル」は、環境倫理から、危機の回避のための社会的要請に変わってきています。

アクセンチュアの取り上げているビジネスモデルおいては、企業優位な社会の仕組みのままで、サスティナブルな社会機能を作り上げているような側面について、企業の優位性が縮減するように、少し考えるべき余地が残るのではないかとも思います。

仮想通貨の世界においては、ゴーレムにおけるシェアリングエコノミーとしての分散型スーパーコンピューターは、エコシステムというかたちで、ゴーレムの理念として整合性を持つかたちで存在しているわけです。

 

ゴーレムの性能向上に期待

 

ゴーレムにおいては、2016年11月の発行から開発が遅れてきており、ブラスゴーレムというロードマップの第一段階にありますが、着実に性能は向上されています。

第二段階のクレイゴーレムでは、Task APIとアプリケーションレジストリを搭載することで、取引の性能なども向上します。

第三段階のストーンゴーレムでは、セキュリティとシステムの安定性を強化します。第四段階のアイアンゴーレムでは、限定された範囲内で、開発者により、開発が自由にできるようになることなどが計画されています。

 

数兆円規模の市場誕生もありうる

 

現実的には、クラウドコンピューティングの事業者は限定的でありAmazonやGoogleなどが占有率の高さを有しています。

ゴーレムの分散型スーパーコンピューターのシェアリングエコノミーが大きく成功した場合には、数兆円規模の市場を作ることも可能となります。

ゴーレムのこのような将来性の高さを見て、価格の推移に期待することも多いかと思いますし、分散型スーパーコンピューターの高性能な計算処理資源が確立されれば、使用料の低価格化なども、実現してくることかと思います。

 

シェアリングエコノミーが社会の構造を変革する

 

このような世界の社会経済システムの大きな変革への過渡期として捉えることが、持続可能な社会経済システムの実現に向けて健全な方向性であると言えます。

このような大きな流れのなかで、分散型スーパーコンピューターのシェアリングエコノミーを活用するのもよいでしょう。

ゴーレムのシェアリングエコノミーの発想から考えてみると、企業が優勢な社会情勢のなかで、個人の生活領域において公正で安全な社会として、社会の仕組みをあらためて考えていく必要もあるかと思います。

 

※関連記事「アクセンチュアがブロックチェーンを使用して出荷の品質を追跡へ」