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ブロックチェーンを使用した冷蔵庫が新登場

ブロックチェーンを使用した冷蔵庫が新登場
2019年4月22日

エレクトロニクス大手のBosch社とオーストリアの電力会社Wien Energie社は、消費者が電力消費を監視し制御することを可能にする為のブロックチェーン冷蔵庫を発明しました。

 

Wien Energie社はプレスリリースで、近い将来、家庭がどのようにして「安全かつ透明な方法で」電力使用量を制御できるようになるかを示しています。この装置は4月初めにウィーンで行われた、ANON Blockchain Summitで展示されていました。

この冷蔵庫は、ユーザーが冷蔵庫および冷凍庫の温度設定を可能にするスマートデバイスアプリを介して電力消費を直接制御することができます。

このアプリでは、ドアが開いたままになっている場合にアラートを送信するなど、デバイスに関するフィードバックを提供したり、経時的な電力消費と二酸化炭素の排出量が確認できます。

 

さらに興味深いことにWien Energie社は、生産から消費に至るまでのエネルギーの「透明性」かつ「安全さ」をスマートコントラクトが担保することにより、ユーザーが「自由に電力会社を選べるようになる」ことや、最終的に余剰電力を売却することでエネルギー市場に「積極的に参加する」ことを望んでいます。

1kwhの電力が各デバイスで使用されるごとに、トランザクションがブロックチェーンネットワークで確認され、原産地証明が提供されます。 「これは、エネルギーを近隣の建物の太陽光発電システムから使用するのか、それとも風力発電所から使用するかなど、誰もが自分で選べることを意味します」とWien Energie社は述べました。

 

両社は「今後数カ月間に」複数の顧客とデバイスを試験することを計画しており、Wien Energie社とブロックチェーン会社のRiddle&Code社によって開発された都市型ブロックチェーンインフラストラクチャを使用して近いうちに大規模なトライアルを展開することを目指しています。

そのトライアルでは約100人の住民が、ブロックチェーン技術とスマートメーターを使用して電気料金を選択できることの有効性のテストを予定しています。

 

Wien Energie社のCEOであるPeter Gönitzer氏は次のように述べています。

「ブロックチェーンインフラストラクチャは、エネルギー市場で新しいビジネスモデルを可能にするはずです。 たとえば、充電ステーションはブロックチェーンと自動化契約システムにコンピュータプロトコルを使用することで、近隣の屋上の太陽光発電システムと卸売取引所の両方から電気を購入し、電気自動車へ供給することが出来るようになるのです。」

 

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