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スターバックスがカスタマーエクスペリエンス向上に向けたブロックチェーンを実験 マイクロソフトと提携

スターバックスがカスタマーエクスペリエンス向上に向けたブロックチェーンを実験 マイクロソフトと提携
2019年5月17日

スターバックスは、店内でよりパーソナライズされ、かつシームレスな体験を提供することによって顧客を増やすべく、他のイニシアチブと共にブロックチェーン技術を試しています。

 

最近開催されたMicrosoft Build 2019カンファレンスでCEOのSatya Nadella氏は、スターバックスが新しいテクノロジーをどのように使用して、独自のカスタマーエクスペリエンスを実現しようとしているかのデモンストレーションを行いました。

スターバックスのモバイルアプリを使用する顧客へパーソナライズされた体験を提供するために、スターバックスの各店舗では強化学習テクノロジー(予測不可能な環境下で外部のフィードバックに基づいて最適解を導き出すべく学習する技術)を使用しています。

顧客は、Microsoft Azureが開発し、主に力を入れている強化学習プラットフォームを通じて、オススメのカスタムオーダー情報を受け取ります。
これにより顧客は、店舗在庫・人気の組み合わせ・天気・時間帯・同じコミュニティに属する人の傾向・およびこれまでの注文履歴に基づいて、カスタムメイドされた提案を受けることができるというものです。

 

ここで注目すべきなのは、顧客は自分たちの飲んでいるコーヒーがどういった経路で手元まで届いたのか、その供給元まで追跡できるようになると共に、コーヒー農家に対してより大きな経済的な可能性をもたらすことというです。

このシステムは透過的な複数のノードによってトランザクションを検証しているため、Ethereumにとって理想的なユースケースであると言われています。
すべての関係者たちは、Etherscanを見ればEthereumで行われた全ての取引とその経路を自由に追跡できます。

スターバックスのCEOであるKevin Johnson氏は、次のように述べています。
「今後2年間で、テクノロジーと革新的なデータプラットフォームによって、いかにコーヒー農家が財務上の権限を得ていくことが出来るかを実証していくつもりです。

私たちは、システムのソースコードを公開するオープンソースというスタイルを利用することで、私たちが学んだことを世界中の人々と共有していきます。

そしてスターバックスは、農家が自分たちの仕事に対してより公平な対価を獲得するのを助け、更に暗号コミュニティをよりブランド化することで、スターバックスブランドを積極的に強化していこうと考えています。」

 

先月、インド商務省は、国内でのコーヒー取引を透明な化したブロックチェーンベースのeマーケットプレイスアプリを立ち上げました。
このアプリは、本物のインドのコーヒーを探している消費者と、生産されたコーヒーに対して公正に支払いを受けられるであろう生産者の間で、ポジティブな変革をもたらすと期待を寄せられています。

 

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