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仮想通貨とサッカーのマリアージュ

仮想通貨とサッカーのマリアージュ
2019年5月27日

仮想通貨の時価総額のランク付けを行っているCoin Market Capは、イスラエルのサッカーリーグであるイスラエル・プレミアリーグのBeitar Jerusalem Football Clubをスポンサードしています。

また、同クラブに所属し、先月引退を発表したイスラエルを代表するサッカー選手のYossi Benayoun選手も、ビットコインの投資家です。

 

Coin Market CapのCEOであるLuke Wagman氏は、Beitar Jerusalemが同社の名前が入ったユニフォームで行う初のゲーム、先週の水曜に行われたスペイン2部リーグのAtlético Madridとの親善試合に、興奮を隠せない様子でした。

試合は2-1でBeitar Jerusalemが勝利しており、同氏は試合の翌日にツイッター上でスポンサードしているチームの勝利を祝うとともに「仮想通貨がたくさんの人々の目に留まる機会が増えたことは素晴らしいことだ!」とつぶやいています。

このつぶやきに対し、「ユニフォームのデザインを決定できる」や「選手ドラフトへの投票権を持てる」など、クラブチームの意思決定に参加できる権利を持てる仮想通貨として有名なCHZの創設者兼CEOのAlexandre Dreyfus氏は、祝福とともに「仮想通貨の企業がスポンサーアドしているチームは、今後どんどん増えていくだろう」とコメントを寄せています。

 

Coin Market Capがサッカーのクラブチームのスポンサーとなったことは、仮想通貨がスポーツやポップカルチャーにまで浸透している最新の事例と言えます。

こうした動きは些細な動きのようにも思えますが、これまでスポンサーとして名を連ねる企業がスポーツ用品メーカーや自動車や航空機系のメーカー、銀行や石油会社といった、簡単に撤退しないような社会的信用性の高い企業だったことを考えると、ビットコインをはじめとした仮想通貨業を営んでいる企業もそれらと同じぐらいの社会的な信頼を得られていることを表しています。

 

スポーツ業界と関連した仮想通貨業界のニュースは、あちこちで取り上げられています。

フランスの名門クラブチームである、パリ・サン=ジェルマンは、2018年9月にマルタを拠点とするブロックチェーン会社のSocios社との提携し、独自の暗号通貨を発売する計画を発表しました。

パリ・サン=ジェルマンは、世界に数あるクラブの中でも裕福なチームの1つと言えます。2017年には、当時バルセロナに在籍していたブラジル代表のネイマール選手を獲得するために、2億2200万ユーロ(当時のレートで約288億6,000万円)というヨーロッパサッカー史上最高額となる移籍金を支払っています。

前述のAlexandre Dreyfus氏は、フランス・イギリス・イタリア・スペイン・ドイツといったヨーロッパのクラブチームが仮想通貨に参入させることを目標にしていると語っています。

 

こうした風は仮想通貨側からだけでなく、サッカー側からも吹いています。

2018年8月にブラジルのスター選手、ロナウジーニョ選手がサッカーアカデミーやバーチャルスタジアム(eスポーツのVRスタジアムシステム)の作成を目的とした、挑戦的に仮想通貨のプロジェクトを発表しました。

同じくブラジルのクラブチームであるAtletico Mineiroも、チームのマスコットである雄鶏をあしらったファン向けの独自通貨「Galo(雄鶏) Coins」を立ち上げています。

昨今のICOしたプロジェクトのその後を考えると、こうしたプロジェクトの全てが成功を納めるわけではないのは明らかです。しかしそういった時期だからこそ、全世界に40億人のファンがいる最も親しまれているスポーツのトップスターが旗振り役を勤めることで、そうした不安を十分に払拭する必要があるのかもしれません。

 

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