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韓国の銀行がブロックチェーンベースのローンシステムを発表 国内で初事例

韓国の銀行がブロックチェーンベースのローンシステムを発表 国内で初事例
2019年5月28日

韓国の新韓銀行は、国内初のブロックチェーンによるローンを立ち上げたと発表しました。

同銀行は、オンラインでローンを申請する場合の一般会員のハードルの高さを解決するために、ブロックチェーンを利用したソリューションを使用するとのことです。これにより、銀行によるスクレイピング作業も可能になるとしています。
(銀行業界におけるスクレイピング:銀行が融資申請者に関する大量の財務データをチェックするプロセスのこと)

 

通常、このような財務データの中でも雇用証明書などの情報については、アップロードも容易になっています。
しかし、他の特定の文書(個人が特定の資格を持っている、または公認の組織に属していることを証明する文書など)の場合は手作業での入力が必要で、ブロックチェーンソリューションを使用しなければ、この作業に最大3営業日かかるとされていました。

しかし、同銀行は、この新しいブロクチェーンシステムであれば、認証は「リアルタイム」で行われ、ローン承認手続きを劇的にスピードアップさせるとしています。

 

報道機関のPaxnetによると、同銀行の広報担当者は「この新しいブロックチェーンソリューションにより、我々はさまざまな『オンラインの』製品を発売することができるようになる。」と語ったと報道されています。

同銀行はまた、「この技術は、昨年夏の終わりにリリースされた新韓ドクターローン(医療専門家向けのローン)において、既にある程度開拓されていたものだ。」と述べている。

これまでに報告されてきたように、韓国では現在多くの銀行が、2019年後半にブロックチェーンシステム上での商品を発売することを目指し、こぞって商業化に取り組んでいます。

同銀行は、近い将来、ブロックチェーンシステムによる外国為替・クレジット商品・債券・デリバティブ・輸出入の金融サービスの発表を見込んで動いているとのことです。

 

プライベートブロックチェーンであれば、ブロックチェーン上で登録された個人情報や経歴は高いセキュリティで守られながら、権限を与えられた人のみ必要に応じてアクセス・閲覧が可能となります。

さらに登録された情報は詐称や改ざんが出来ないため、正確な承認作業が可能になるだけでなく、申請書類としての使用履歴やローンの申請・承認履歴も残ることで、手続きが短縮されるのは間違いありません。

ブロックチェーンの個人認証の事例は以前もご紹介しましたが、今後も親和性の高い役所や銀行などの手続きへの導入は増えていくと期待されます。

 

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