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東アジアに新たな仮想通貨の波 LGとユニコーン企業が仮想通貨ビジネスを開始

東アジアに新たな仮想通貨の波 LGとユニコーン企業が仮想通貨ビジネスを開始
2019年7月10日

韓国のモバイルファイナンスプロバイダーであるTossとエレクトロニクス大手企業であるLGという、2つの大ヒットプレーヤーの参画で、東アジアの仮想通貨のシーンに変化が訪れるかもしれません。

 

Newswayの報道によると、Tossは韓国の規制当局である金融サービス委員会(FSC)からの証券取引の承認獲得へ動いている3つのモバイルファイナンス企業の1つです。

Tossのアプリには約1,200万人のアクティブユーザーがおり、昨年同社は12億USDの評価でユニコーン企業(評価額10億ドル以上の非上場、設立10年以内のベンチャー企業)の地位を築き、約8,000万USDの投資を集めました。

同社の財務支援者には、アメリカおよび韓国のPayPalをはじめとするベンチャーキャピタル企業などが含まれています。

 

この報道によると、TossはFSCの承認を必要としており、承認が得られた場合、同社は「仮想通貨投資を含む分野」に移行する可能性が高いと考えられます。

 

Tossは5月30日にFSCに申請書を提出済みで、7月末までには結果が明らかになるとしています。

同様に証券取引に関してFSCの承認を得ようとしている他の2社は、Korea Foss SecuritiesとKakao GroupのKakaoPayです。

後者はGround X Klaytnプロジェクトの管理評議会メンバーであり、Kakaoグループ全体がブロックチェーン技術と仮想通貨ビジネスの両方に熱心であることで知られています。

 

一方、アメリカの特許商標庁に登録された出願によれば、LG Electronicsが「ThinQ Wallet」という名前の特許を申請したとの事です。

同社は既にThinQ製品群を拡大しており、様々なIoT対応製品・スマートフォン・アプリ・およびサービスを提供しています。
申請書類によると、そのウォレットアプリケーションに含まれるLGの商品やサービスで、最近追加されたものは次のとおりです。

・仮想通貨用のモバイルウォレット
・自社トークンの発行
・小売店で顧客操作により利用可能な電子端末による複数の支払いオプションの提供
・デジタル請求書発行及び支払いサービス

9日のCryptonews.comからの報道によると、SamsungのスマートフォンであるGalaxy S10のユーザーに対し、同社のブロックチェーンウォレットに追加して利用できる一連の新しい分散型アプリケーションが明らかになりました。

 

またchosun.comは、LGグループのITサービス部門であるLG CNSが、既存の食品流通ネットワークにブロックチェーン技術を統合することを明らかにしたと報告しています。

同社は独自のブロックチェーンプラットフォームであるMonachainを使用し、韓国のブロックチェーンのスタートアップのSayITと共同で事業を展開する予定です。

 

そして、これまでに報道されているように、LGはLGトークンの開発を含むと見られている支払いプラットフォームプロジェクトについて、韓国の国民銀行と協力しているとのことです。ただ、そのトークンがどういった種類のものなのかは明らかになっていません。

 

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