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有力情報には25BTCの報酬 脅迫者特定に動き出したBinance

有力情報には25BTCの報酬 脅迫者特定に動き出したBinance
2019年8月9日

暗号通貨取引所Binanceが侵食され続けてきたという一連の話は、未だ落ち着きません。

ただし、Binanceのセキュリティチームは、それを否定する声明を出しています。

 

彼らの声明によると、身元不明の人物から「Binanceの保有するKYCデータと類似している10,000枚の写真がある。これを破棄して欲しかったら、300 BTC(約350万ドル相当)を送金するように」と脅しを受けているといいます。

Binanceはこの人物の特定に向けて、最大25BTC(約288,512ドル相当)の報酬を贈ることを決めました。

 

同声明では、この人物はデータが盗まれたものだという「紛れもない証拠」の提示については拒否しながら、「データはすでに一般向けに公開及びメディアに散布し始めている」と述べています。

さらに、ハッカーはBinanceだけでなく、複数の取引所から得たKYCデータを持っていると主張しています。

 

「この人物を特定した上で、法的措置を経た後に訴訟を検討しています。

そのための情報を提供していただける場合、提供されたデータの関連性に応じて、最大25 BTCの報酬を差し上げます。」

 

暗号通貨業界では、警報が鳴らされています。

BinanceのKYCデータが再びハッキングされたことを暗示するように、顧客の写真付きの個人情報がオンラインで投稿され、一般の人が見られるようになってしまいました。

 

ただし、Binanceはこれに対し、「この画像とシステムのデータには矛盾があります。現時点では、私たちが管理するKYCデータが盗まれたことを示す証拠とは言えません。

なぜなら、私たちはデータにシステムで電子透かしを刻印していますが、これらの画像には、それが含まれていないためです。」と述べています。

 

「関連する法執行機関と連絡を取っており、この人物を相手に訴訟を起こすために協力しています。正当性と関連性を明らかにするべく、この事件について未だ調査中です。

これらの画像の流出元の特定に向け、可能性のある全ての手がかりを元に究明作業に懸命に取り組んでいます。」

「また、公開された画像を調査したところ、それらの画像はすべて2018年2月以降の日付のようです。

その時期は、当時膨大な数のKYC認証作業に対応するために、認証業務を行う第三者団体と連絡を取っていた頃に当たるため、現在、詳細についてその第三者団体と調査中です。」

 

一方、他の人々は、ハッキングの疑いに関するニュースはBinanceが顧客のデータを取得するための詐欺かもしれないと指摘しています。

ブロックチェーンのセキュリティに関する新興企業の共同創立者であるBen Davenport氏は、以下のようにツイートしました。

「真の目的はBinanceユーザーのTelegramアカウントを集めることかもしれない。グループに参加しない方がいい。」

 

また、暗号投資会社Primitive Venturesの共同創立者のDovey Wan氏は、

「友人の何人かが、Telegramのグループに参加した後、電話があったと言っていました。

そして、Binanceの顧客宛に組織的なフィッシングコールがあり、これは数日前に開始したようです。

しかし、私の認識では、Binanceから電話が来ることは無いかと思います…」

とツイートしました

 

有力な情報は得られるのか、誰が25BTCを手にするのか、そして犯人は無事に見つかるのか。

世界規模の暗号通貨取引所ならではの大捜索は、まだこれからのようです。

 

ちなみに、Binanceの自社トークンであるBNBは、協定世界時間08:33で約28ドルで取引されています。

また、8月6日から7日の24時間で1%減少しましたが、過去1週間でほとんど変化していません。

 

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