仮想通貨を入れるお財布(=wallet)です。プログラムはすべて公開されています。そのプログラムを自分のパソコンにインストールすれば、自分で自由にウォレットを持つことができます。それが仮想通貨の保管場所になります。
口座番号に当たるものはアドレスと呼ばれ自由に設定ができます。アドレスは英数字27〜34桁からなり、10の48乗通り以上の組み合わせがあります。ウォレットはいわゆる銀行口座でもあり、保管をするだけでなく、相手のウォレットへコインを送ることも出来ます。
ウォレットは通常4つのタイプに分類されます。
・デスクトップのウォレット(クライアントのブロックチェーンをDLして保管)
・オンライン上のウォレット(取引所やアプリで保管)
・ハードウェア上のウォレット(USBやオフラインの機器での保管)
・ペーパーウォレット(紙やカードに書いて保管)
それぞれのメリット・デメリットは以下のようなものが挙げられます。
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メリット
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デメリット
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デスクトップ
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【メリット】
・オフラインでもウォレット確認ができる
・ウェブ上のウォレットよりセキュリティに優れる
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【デメリット】
・インストールが大変
・PCが故障すると取り出せなくなる
・ウイルス感染やハッキングで盗まれる恐れがある
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オンライン
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【メリット】
・どの端末からでもアクセスが可能
・取引所のウォレットは盗難保証が付いているものもある
・取引が容易
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【デメリット】
・サイトの管理者によってセキュリティ面にばらつきがある
・サイト自体に接続できなくなった場合にコインを回収できなくなる可能性がある
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ハードウェア
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【メリット】
・取引所が潰れても影響なし
・ハッキングの可能性が低い
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【デメリット】
・物理的に紛失・破損する可能性
・機器を購入する必要がある
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ペーパー
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【メリット】
・取引所が潰れても影響なし
・ハッキングされない
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【デメリット】
・物理的に紛失・盗難する可能性
・印刷が手間
・残高が確認しにくい

( 仮想通貨のやさしい始め方 より引用)
( 仮想通貨の投資方法 より引用)